naveで簡単!node.jsの導入メモ (Ubuntu)
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
「nave」というのはnode.jsを導入するためのシェルスクリプトです。
インストールを簡略化してくれるだけでなく、
複数のバージョンを切り替えて起動する事が出来る優れもの。
今回のお題は、naveでnode.jsを導入する覚書など。
nave.shの導入
私はノートのUbuntuで導入してみましたよ。
nave.shはGitに乗っかっているのでcloneしてくれば良いです。
導入先は、俺々ルールに則った~/opt/に。
cd ~/opt/ git clone http://github.com/isaacs/nave.git
とりあえず最新版のnode.jsを入れてみる
cd ~/opt/nave/ ./nave.sh install latest
基本的にnave.shに引数を渡して実行するだけです。
上のコマンド例は、最新版(latest)をインストール(install)してるわけですね。
極めてシンプル。使い方に迷ったら、黙って「./nave.sh help」。
つまづくかもしれないポイント
まず、nave.shの動作自体にcurlが必要らしいので、
入ってないのなら導入しておきましょう。
sudo apt-get install curl
他には、g++やopensslなどが要求されますので、こちらもインストール。
sudo apt-get install g++ sudo apt-get install libssl-dev
他にも不足している物があったら、エラーをみて都度導入してあげましょう。
全ての環境が完了するとインストールが始まります。
少々時間を要するので、正座して待ちましょう。
使用するnode.jsを選択する
インストールが完了しても、まだnode.jsは使えません。
useコマンドを使ってどのバージョンを使用するかを選択する必要があります。
./nave.sh use latest
これで、最新版のnode.jsへのパスが通り、
nodeコマンドが使用可能になります!おめでとう!
ただし、一度ログアウトすると未選択に戻ってしまい、毎度useしてあげないといけません。
煩わしい場合は.bashrcにでも書いておくか、usemainコマンドを使ってみるか。
注意点としては、”use latest”した時に最新版が未だインストールされてないと、
長~いインストールが開始されてしまいます。
なので、.bashrcとかに書く場合はバージョンを決め打ちしておいた方が良い気がします。
./nave.sh use 0.4.1
すでにインストール済みのnode.jsのリストは、”nave ls”で見られます。
./nave.sh ls
ついでにnpmも入れておく
npmというのは、node.js用のパッケージマネージャ。
せっかくなので入れておきましょう。
公式いくとワンラインインストールのコマンドが書いてあるので、それで瞬殺です。
curl http://npmjs.org/install.sh | sh
テストする
node.js公式にあるスクリプトでHello,Worldしてみましょう。
var http = require('http');
http.createServer(function (req, res) {
res.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
res.end('Hello World\n');
}).listen(8124, "127.0.0.1");
console.log('Server running at http://127.0.0.1:8124/');
このスクリプトを「example.js」等に保存して次のコマンドを入力。
node example.js
あとはWebブラウザで「http://127.0.0.1:8124/」にアクセスして
「Hello World」が表示されれば成功です。
たったこれだけでWebサーバが立ち上がっちゃうなんて素敵ですね。
巷で話題のnode.jsを入れて、ちまちま弄ってみてます。
一体どんな事が出来るようになるのか、イベントドリブンとやらに期待が高まりますね。
ちなみに、「nvm」(Node Version Manager)なんてのもあるみたいです。
» creationix/nvm – GitHub
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