“ICON” Advent Calendar 2014 #21
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
“ICON” Advent Calendar の21日目です。
クリップボード
パソコンにおける「クリップボード」は、 コピー&ペーストをする際にメモリ上に一時的にデータを保存しておく為の記憶領域を指します。 アイコンはこのような形であらわされます。
由来となるのは文房具の「クリップボード」で、 ボール紙やプラスチック製等の板に大きなクリップが付いていて、 そのクリップにメモや書類を挟んで使用します。 誰しも存在は知っている文房具ですが、 実際に使う機会は、全てパソコンの中で解決してしまう今日では少ないかもしれません。
そして、「クリップボード」に無くてはならないのが、「コピー」と「切り取り(カット)」「貼り付け(ペースト)」です。 多くの人が息を吸う様にショートカットで行ってしまうので、アイコンをクリックする行為はあまりされないかもしれません。
鋏が「切り取り」を、複数のファイルが「コピー」を、クリップボードと書類が「貼り付け」をそれぞれあらわしています。
複製元のデータを残さず削除する「切り取り」が鋏だというのは、非常に理にかなっています。 しかし、「コピー」の方は単純に「ファイル群」をあらわしているようにも取れたり、 コピーする対象が必ずしもファイルではない(文字列や画像データなど)場合もある為、いまひとつしっくりきません。
例えばGoogle Driveでは、クリップボード関連のアイコンを次のようにしています。
コピーをクリップボードのアイコンに変えただけですが、こちらの方が分かりやすいかもしれませんね。 (クリップボードそのもののアイコンというのは使う機会はほとんどありませんし)
「デスクトップ」という言葉からも伺えるように、 パソコンの機能の元となっているのはオフィスのデスク上の事物である事が非常に多いです。 デスク上での作業が全てパソコンの中に収まっている様が伺えます。
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