“ICON” Advent Calendar 2014 #6
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
“ICON” Advent Calendar の6日目です。
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ブログやニュース記事のコメント欄を指すアイコンは、ほぼ「吹き出し」のアイコンと相場が決まっている様です。 コミックでよく使用されている「吹き出し」ですが、多少の体裁は違えど国際的に広く使われている形みたいですね。 英語圏では「Speech baloon」と呼ばれているそうです。
吹き出しの歴史を調べてみると、日本では江戸時代中期に出版された黄表紙の「金々先生栄花夢」(1775)などで、 吹き出しのような技法を使って描かれていたのが確認されています。
cf) 黄表紙 – Wikipedia
海外では、メソアメリカの絵画で「Speech baloon」に似た「Speech scroll」と呼ばれる物が描かれています。 細い巻物のような物に文字を書いて人物の口元に添え、描かれた人物の台詞のように見せています。 また、アメリカ独立戦争時代の風刺画には現在の風船型に近い形の吹き出しが描かれ始めました。
cf) Speech balloon – Wikipedia, the free encyclopedia
吹き出しひとつとっても勿論バリエーションはあって、 中に文字らしきものが書かれているものや、複数の吹き出しを重ねあわせているもの等を見かけます。
複数の物は、双方向にコメントを投げ合う様からチャットをあらわしている事が多いです。
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