クロスプラットフォームなLessコンパイラ 「LessParser」
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
以前はWindows向けのコンパイラが見つからなかったので「Lessnium」なんてのを作りましたが、
もっと優秀なクライアントが見つかったのでご紹介します。
LessParserについて
AIRで開発されている、クロスプラットフォームのLessコンパイラ。
AdobeAIRが入っているOSならどこでも動作するでしょう。
Mac版のLess.appの影響を強く受けているようで、
レイアウトも使い方もとても良く似ています。
作者同意のもと、Less.appのレイアウトをベースに開発したとの事。
It is possible that you’ve come across “Less.app for Mac OSX” developed by Bryan D K Jones. With his consent, I have based my application layout on the layout of his application..
使い方
プロジェクトの登録
- Addをクリックして、プロジェクトの名前と監視するディレクトリを入力します。
- 右カラムに、.lessファイルのリストが表示されます。
左のチェックボックスはコンパイルするかどうか、右はMinify(圧縮)するかどうかをチェックします。 - 左下の「Automaticaly parse files on save」にチェックが入ってれば、
ファイルの更新を検知して自動的にコンパイルしてくれます。
ログ画面
上の「Log」ボタンをクリックするとコンパイルのログが表示されます。
Less.appとの比較
AIR版ということもあり、
本家Less.appと比べて出来ない事もいくつかあるようです。
- ドラッグドロップによる登録
- アウトプットパスの設定
個人的に残念なのは、AIRのディレクトリ選択ダイアログが使いづらい所でしょうか。
ドラッグドロップ使えればもっと素敵なのですが(AIRなら実装出来たようなおぼろげな記憶も…)
Lessniumと比較して
- フォルダ単位で登録ができ、ファイル毎でもコンパイルのon/offが選択できる。
- 圧縮のon/offが選択出来る
Less.app同様に、非常に使いやすいUIで細かい設定が出来、
言うまでもなくLessniumの完全上位互換ですね。
このプロジェクトが存続する限りは、Lessniumは開発されない事と思います。
作者もLessParser使いますし(!
まとめ
Lessniumが要らない子になるのはちょっとだけ寂しいですが、
元々Windowsで動くものが無かったから作っただけで、
開発する人が出てきたと言う事は、それだけLessが市民権を得てきたという事ですし、
非常に使いやすいアプリなので、素直に嬉しいです。
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