node-webkit でアプリを習作してみた話
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
node-webkit というのは、HTML+CSS+JSでデスクトップアプリケーションが作れるランタイムです。 故あってこれでアプリを作ろうという企画がありましたので、 学習の為に簡単な物を作ってみました。
つくってみたもの
Imaguria
https://github.com/mach3/imaguria
画像を Data URI に変換する node-webkit 製の単機能アプリケーション。 画像をアプリケーション画面にドロップするか、 コピーした画像をアプリケーション画面にペーストすると、 Data URI が表示されます。
Windows版とMac版をご用意しました。 あまり使い道が思いつきませんが、せっかく作ったのでもしよろしければ。
この内容ならWebアプリケーションで十分用を足せるので あまり良い題材とは言えないかもしれませんが、 なにせ手頃な題材が思いつかなかったので。
おかげでおおまかな開発の流れがわかりました。
作ってみた感想
node-webkit は chronium を内包しているので、Webの技術でデスクトップアプリケーションが作れます。 Adobe AIR や Titanium Desktop 等に似た存在ですね。
強みの一つは、独自のAPIの他に node.js をフロントのJavaScriptから利用できる点で、 require(…) 等してモジュールを利用する事ができます。
node.js がそうであるように、Win / Mac / Linux のいずれでも動くマルチプラットフォームのアプリケーションが開発出来ます。 どの環境でも chronium がベースになるので、 Web開発者が常に悩まされ続けてきたクロスブラウザなどという物に縛られずに新しい技術を使い放題です。 これは結構書いていて爽快ですね。
node.js でローカルのファイルシステムを扱える他、Webストレージや Web SQLなどもサポートしている様です。
ちなみに、開発はMacがダントツでやり易かったです。
参考URL
まとめ
node-webkit でのアプリの作り方はまた別の機会にします。
Webの技術でデスクトップアプリケーションを作るための選択肢が一つ増えました。喜ばしいことです。 これとは別に、Windows8のストアアプリもJavaScriptで開発出来る様ですよ。
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