Mac環境でのYUI Compressorの設定覚書
この記事は賞味期限切れです。(更新から1年が経過しています)
YUI CompressorにはJavaScriptファイル等の圧縮等に大変お世話になっていますが、
今回のお話はMac一年生のわたくしがYUI Compressorを手軽に使う設定をしてみた覚え書き。
ついでに言うと、次回の記事にちょっと話が続きます。
とりあえずインストール
とりあえずYUI Compressorをインストール
というか、ダウンロードして好きなところに保存しましょう。
ダウンロードはこちらから。
YUI Library :: Downloads
MacOSならばJavaははじめから入っているのですぐに使えます。
そんなわけで、早速テスト。
java -jar /the/path/to/yuicompressor/build/yuicompressor-2.4.6.jar foo.js > foo.min.js
ただ、毎回圧縮する度に長いパスを入力するのは
指の体操によるボケ防止以上の価値を見いだせないので、
もっと短いシンプルなコマンドで呼び出せるようにするのが今回の趣旨です。
aliasを使う方法
aliasを作ってターミナルから簡単に呼び出せるようにしておく方法。
単純にターミナルから呼び出すだけならこれだけで十分ですよね。
例えば、こんな行を .bashrc に追記しておきます。
jarファイルのパスは環境にあわせて読み替えてください。
alias yuic="java -jar /the/path/to/yuicompressor/build/yuicompressor-2.4.6.jar "
すると、yuicというコマンドを打つだけでYUI Compressorを呼び出せるようになります。
こんな感じに。
yuic foo.js > foo.min.js
「うごかねえぞ!?」という時は、
落ち着いて静かにターミナルを再起動するか、
.bashrcをsourceで実行すると解決するかもしれません。
source .bashrc
シンボリックリンクを使う方法
もう一つは、ごく簡単なシェルスクリプトを用意しておいて、
パスが通っている場所にシンボリックリンクを設置しておく方法。
例えばこんなシェルスクリプトをインストールしたディレクトリに設置して
実行権限を与えておく。
cd /the/path/to/yuicompressor/
touch yuic
chmod u+x yuic
中身はこんな感じで。パスは読み替えてください。
#!/bin/sh
JARFILE="/the/path/to/yuicompressor/build/yuicompressor-2.4.6.jar"
java -jar $JARFILE $@
あとはそのシェルスクリプトへのシンボリックリンクを、
パスが通っているディレクトリ、例えば/usr/bin/等に設定してみます。
sudo ln -s /the/path/to/yuicompressor/yuic /usr/bin/yuic
これで、上のAliasの例同様にyuicコマンドが動くようになりました。
やったね!
つづくのです
alias使えば簡単なのに、なんでこんなまだるっこしいことをしているのかというと、
makeから使いたかったから。 これはどうやらaliasではうまく機能しないみたいですね。
次回はmakeとYUI Compressorによる、
JavaScriptの圧縮+結合のお話をしたいと思います。
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